今日も1日お疲れ様です。1年で最も寒いとされる大寒の日ですが、今年は穏やかな天気ですね。
さて、今週は寒鱈まつりの日ですが、鱈ってどんなお魚でどんな文化なのか調べてみました。気になる方は是非ご覧下さい!(^^)!
鱈は、沖合い100kmほどに生息していますが、産卵の体力をつけるために鱈場と云われる沿岸20km、深さ約 200mまでの傾斜がきわめてゆるやかな海底に上がってくるそうです。
ここで、イカやタコなどを貪欲に食べあさるので鱈腹(たらふく)まん丸と太ります。
このときの鱈を山形の庄内では「寒鱈」と呼び、庄内冬の味覚「どんがら汁(寒鱈汁)」として昔から食されてきました。
なんと昔の漁師は、鱈の切り身を販売し、残り物のアラを汁に入れて食べていたそうで、、
このアラ汁の美味しさが広まり、いつしか一般家庭でも作るようになりました。そして庄内地方を代表する郷土料理として受け継がれました。
当時は卵を抱くメス鱈のほうが価値のあるものとされ、昭和50年頃から白子の美味しさが知れ渡るようになり、オス鱈の価値が上がったとか。
庄内出身の作家 藤沢修平も夫婦喧嘩の仲直りのために鱈料理を振る舞った、、?との話しが残るほどのご馳走。
今週は『食の都庄内』の寒鱈汁をたらふく満喫しましょう♡