外壁(金属サイディング・窯業系サイディング施工)

外壁とは
外壁は家の中の生活空間を風や雨から守るという大切な役割があります。
現代の住宅建築において多く使われている外壁材は
- 窯業系サイディング
- 金属サイディング
- 木材サイディング
- ALC(軽量発砲コンクリート)パネル
など色々な種類があります。
選んだ外壁材の特徴によっては、デザイン性や、プライバシーの保護、外部からの騒音遮断など、屋根よりも様々な性能があります。
(料金)
12,300円~(1㎡あたり)
*工事費用~シーリング代までの料金の合計です。
他社の料金に不満がある等お気軽にご相談ください。
外壁の寿命

■モルタル壁(8〜12年程度経過時)
ヒビ割れが発生。
また、モルタル壁自体の石灰成分が抜けて砂状になっている。触ってみてバラバラと砂が落ちる。

■塗装(耐用年数8〜10年程度経過時)
外壁にヒビがある、塗装にもヒビが入っている。また塗装そのものも経年劣化しますので、触ってみて白い粉がつく(チョーキング現象)

■窯業サイディング(10〜30年程度経過時)
窯業サイディングは、つなぎ目をコーキング施工して防水性を確保します。
壁自体は長持ちしても、コーキングが劣化して漏水するケースがあります。
なので、コーキングに割れや剥離がおきていればお手入れの必要があります。
表面塗装もいずれ劣化してきますので、色落ちやチョーキング現象がみられたらお手入れ時期のサインです。

■木板
湿気を嫌うため、長期間濡れた状態が続くと腐食につながります。
木目を活かすクリヤー系の塗装がされている場合、再度クリヤー系塗料で塗り替える場合、すでに劣化している箇所を覆い隠すことは困難です。
少し早いかな?と思ったくらいでメンテナンスを行うことが、味わいを失わずに長持ちさせるコツです。

■金属サイディング(10〜30年程度経過時)
表面塗装はいずれ劣化します。色落ちやチョーキング現象がみられたらお手入れすることをおすすめします。また、錆の腐食がひどい場合にもお手入れが必要です。
これらを建物の骨格に合わせて貼り付けていき、貼り付けたサイディングボードを※シーリング材(建物の防水性や気密性を保持するために継ぎ目や隙間に用いる材料)でつないでいきます。
シーリングの寿命

シーリングは、大体7年~10年程度で劣化しますが、サイディングボード自体が傷むと(30年程度が限度)、シーリングの打ち替えや、塗り替えでは外装自体の劣化の進行を抑えられなくなり張り替えが必要となります。
最近は、メンテナンスフリーのサイディングがありますが、メンテナンスは全く必要ないと勘違いされがちです。
しかし、サイディングボード同士をつなぐシーリングの劣化が先に始まったり、振動などによって素材自体にヒビ割れや欠けが発生したりなど、将来必ず老朽化します。
なので、汚れにくく耐候性に優れた材料や施工方法を採用することで、メンテナンスを行うまでの期間が長いのが、メンテナンスフリーのサイディングです。あまり手間はかからなくなるにしても、必ずメンテナンスは必要になると考えた方が良いでしょう。